

車内置き去り防止安全装置
はじめに
加藤電機は「安心と安全を次の世代に」の企業理念のもとカーセキュリティのリーディングカンパニーとして常に各時代において創造的な製品を開発し、30年に渡り自動車の盗難防止に貢献してきました。
ホーネットは日本が批准した世界基準のUN-R116に基づく道路運送車両の保安基準第43条の5の盗難発生警報装置の技術基準(別添78)に適合しており、2022年12月20日に国土交通省から発表された「送迎用バスの置き去り防止を支援する安全装置のガイドライン」の要件を満たし、子どもたちを守るための安全装置をいち早くご提供します。当社社長の加藤学は全国自動車用品工業会を代表し、国土交通省開催の置き去り防止を支援するワーキンググループに委員として参加し、より効果的で安全な装置のガイドライン策定にあたりました。そして、安全性能と置き去り防止効果を熟慮した結果、2022年12月20日に国土交通省から「送迎用バスの置き去り防止を支援する安全装置のガイドライン」が公表されました。
加藤電機は、これまで30年に渡るカーセキュリティシステム(自動車の安全装置)のトップブランドHORNET、VIPERの開発、製造、販売を手掛け累計出荷総数約150万を超える実績を積み上げてきました。大手警備保障会社をはじめ様々な車種に対応できる汎用性の高いHORNETの動作保証温度は-40℃~+85℃とガイドライン要件を満たしています。
ホーネット置き去り防止安全装置が全国の幼稚園、保育園で日々見守りを実践されている職員、保護者全ての皆さまの一助となり、二度と痛ましい事故が発生しないようご活用いただくことを願っています。
HORNET置き去り防止安全装置BS-700シリーズは車内の見回りを促し、自動検知式センサーも備えた子どもの置き去り防止を補助するための装置です。
ホーネット置き去り防止安全装置の最大の特徴は1つの制御装置により「降車時確認式」(ヒューマンエラーの防止)と「自動検知式」(デジタルセンサーによる自動見守り)の2つの機能を兼ね備えた高度な安全装置です。さらに様々なオプションによる拡張性も魅力の一つです。加藤電機では、2021年から置き去り防止安全装置の開発に着手し、2023年1月ついに高性能新モデルBS-700シリーズが完成しました。
BS-700Mは新時代にふさわしいデジタルトランスフォーメーション機能を搭載。自動検知式のセンサーは車外アラーム発生時に、スマートフォンやパソコンへ自動通知するLTE通信機能を備えており、GPSやみちびき衛星の位置情報の表示し、車内温度表示ができます。
また、最新のAIカメラ機能を搭載したBS-700CはWi-Fiネットワークを経由して、車内の置き去りを検知してメールやアプリに通知ができます。
- さらに、車内ブザー、車外アラームの断線、制御装置の電源喪失を自動検知し赤色のLEDを光らせて通知できるほか、オプションのボイスモジュール516BSを装備すれば音声での通知もできるようになります。
-
【いつから義務化になるの?】
- 国土交通省は2022年12月15日に最後のワーキンググループによる会議を開催し、12月20日に「送迎用バスの置き去り防止を支援する安全装置のガイドライン」を正式に公表しました。そして、内閣府では2023年4月1日から全国の保育所や幼稚園などの送迎バスなど合わせておよそ5万5,000台に安全装置の設置を義務づけることなどを盛り込んだ再発防止のための緊急対策をまとめました。
この義務に違反した施設は業務停止命令の対象になり得るばかりでなく、命令に従わない場合は罰則を科すこともあるとしています。緊急対策による安心安全パッケージの詳細は以下の通りです。
❶所在確認や安全装置の装備義務づけ
まず、来年4月から、子どもが送迎バスを乗る時や降りる時の所在確認と、置き去りを防ぐための安全装置の設置が義務づけられます。
このうち、子どもの所在確認は、保育所、幼稚園、認定こども園、特別支援学校などに加え、小学校や放課後児童クラブなども対象になります。
安全装置の設置は、保育所、幼稚園、認定こども園、特別支援学校などの合わせておよそ4万4000台の送迎バスが対象になり、1年間の経過措置が設けられます。
都道府県による指導監査などで、適切な対応が行われているかを確認し、義務違反が明らかになった場合には、業務停止命令の対象になり得るとした上で、命令に従わない場合は罰則を科することもあるとしています。
❷安全装置の仕様に関するガイドラインの作成
2022年12月20日に安全装置の仕様に関するガイドラインが公表されました。
安全装置は、人的ミスを補完するためのもので施設側の負担が大きくならないよう、今の送迎バスに、あとから設置できるものも視野に入れるとしています。
❸安全管理マニュアルの作成
安全管理の徹底に関し、園長などの責任を定めたわかりやすいマニュアルを作成し、この中では、送迎業務の流れにそってポイントを整理したうえで、子どもが置き去りになっていないかを確認するチェックシートも盛り込んでいます。
❹総合経済対策に盛り込み 財政措置
早期に財政措置を講じるとしています。具体的には、送迎バスの安全装置や登園管理システム、それに子どもの居場所を知るためのGPS機器の導入支援に加え、安全管理マニュアルへの理解を深めてもらうための動画の制作や研修の実施などを財政措置の対象に挙げています。
【ホーネット車内置き去り防止安全装置は、ガイドラインは適合しているの?】
ホーネット車内置き去り防止安全装置は、ガイドライン認定品です。国土交通省では、ガイドラインに適合した製品について外部機関による公正な審査を通じて認定品登録し公開しています。
ガイドラインでは動作保証温度規定を直射日光が当たらない場所に限りー30℃~+65℃と条件を緩和した上で、盗難発生警報装置の技術基準(道路運送車両法の保安基準の技術基準別添78)と同じ-40℃~+85℃を満たすことを推奨しています。
ホーネット車内置き去り防止安全装置は、すでに盗難発生警報装置基準を満たしており、-40℃~+85℃の動作保証温度で設計されています。また、直射日光に当たらない場所に設置する通信ユニットおよびAIカメラでも動作保証温度は-30℃~+70℃とガイドラインに適合しています。このほか、耐振基準や電波法のすべての法令に適合しています。
また、車内ブザー、車外アラームの断線や制御装置の電源喪失も自動検知して赤色のLEDで通知することができます。
(BS-300S、BS-500Gにはオプションの断線検知センサー502F、未確認検知センサー528Dが必要です)
【ホーネット車内置き去り防止安全装置は、補助金対象なの?】
送迎用バスの車内置き去り防止を支援する安全装置設置にかかる費用の補助金について、1月27日に内閣府より発表がありました。
「4月から全ての通園バスを義務化するブザーなどの安全装置は、一台当たり17万5千円を上限に費用を補助する。」
費用補助の対象となる安全装置は、内閣府のホームページで対象リストが公開されています。(内閣府ホームページ)
リスト公開前に設置した場合、国土交通省が定めた装置のガイドラインに適合していれば補助の対象に含め、昨年9月5日以降に装着した製品も対象とする見込みです。また、義務化しないものの、設置を促す小中学校や放課後児童クラブのバスについては、「8万8千円まで費用を補助する」見込みです。(2023年1月28日現在)
【ホーネット車内置き去り防止安全装置は、どこで購入できますか?】
【製品の取り付けについて】
- 全国に取付店がございます。幼稚園、認定こども園、保育園など現地への出張取付も承ります。ホーネット車内置き去り防止安全装置は、カーナビやドライブレコーダーなどの電装品を取り付けできる技術、車両電装知識が必要です。「ホーネット車内置き去り防止安全装置取付店のバナー」をクリック(タップ)してまずはお近くの取付店にご相談ください。
【ホーネット置き去り防止安全装置の特長は?】
ホーネット置き去り防止安全装置の最大の特徴は1つの制御装置により「降車時確認式」(ヒューマンエラーの防止)と「自動検知式」(デジタルセンサーによる自動見守り)の2つの機能を兼ね備えた高度な安全装置です。さらに様々なオプションによる拡張性も魅力の一つです。加藤電機では、2021年から置き去り防止安全装置の開発に着手し、2023年1月ついに高性能新モデルBS-700シリーズが完成しました。
BS-700Mは新時代にふさわしいデジタルトランスフォーメーション機能を搭載。
自動検知式のセンサーは車外アラーム発生時に、スマートフォンやパソコンへ自動通知するLTE通信機能を備えており、GPSやみちびき衛星の位置情報の表示し、車内温度表示ができます。
- 【降車時確認式の概要】
エンジン停止後に車内ブザーが鳴動しますので、運転手は、すべての座席を見回り、車両後部まで移動して車内ブザーの停止確認操作をするので必然的に車内見回りを行うことができます。また車内ブザーを止めた後も、再度座席を見回りながら降車することができるヒューマンエラーの防止を促す装置です。また、万一、車内ブザーの停止ボタンが押されなかった場合は、設定時間後(最大15分以内)に車外アラームが鳴り、周囲に置き去りが発生していることを知らせます。BS-700Mやオプションの通信ユニットMC-8を装着すれば手元のスマホやパソコンに緊急通報(メール通知)することができます。
- 【自動検知式の概要】
エンジンを停止してから設定時間後(0~最大15分)以内に自動的に車内センサーが作動し、車内に置き去りになっている人がいないか確認することができます。万一、置き去りになっている人がいた場合は、超音波センサーが動きを検知、振動をセンサー近辺では振動を検知して車外アラームを鳴らし、周囲に置き去りが発生していることを知らせます。BS-700Mやオプションの通信ユニットMC-8を装着すれば手元のスマホやパソコンに緊急通報(メール通知)することができます。
【ホーネット置き去り防止安全装置ラインナップ】
ホーネット車内置き去り防止安全装置の商品ページはこちら



